未来思考力探求所

未来思考力探求所という、子供のための学び場を作りたいと思っています!

中学受験の振り返り#1

結論として、受験で沢山のお金をかけ、息子は息子なりに頑張ったが、大した変化が生じたとは思っていません(自立心、地頭力の観点で)。今までできなかったことができるようになった訳ではなく、元々できることを、やる環境にない、あるいはやらされる環境になかったが故にできなかったことを(そもそも中学受験の試験を受けること自体が特殊だが‥)、その環境を変えて(お金で入塾という環境を整え、何をやるべきか教えてもらい、遠回りすることなく、最短距離で進めて)、できるようにしただけ‥と捉えています。

 

本人の頑張りとして、時間✖本人の努力=変化量、として評価できる(頑張ったね、と伝えることができる)のは、偏差値50半ば、あるいは偏差値60以上まで伸ばすことができ、あるいは、わからないことがあっても、自分で調べたり、教えることができる人に聞くことができるようになったなら、『自立心』がきっと身についていると評価でき、受験を通して、成長したね(自立、地頭力の観点で)と言えるのではないかと考えています。

 

改めて、受験でよく言われる偏差値60以上のできる子(受験界隈で、自立心が備わったと言われる子)には、至ることにはならなかった‥、つまり、うちの息子含め、受験勉強を経験する半分以上の子供たちは、受験勉強することで、『自立心』を育てることは難しい‥といったことが言えそうです(そうならなかったのが、悪いと言いたい訳ではない)。

 

上記コメントが、すごくドライな言い方になってしまった‥(汗)
本人の名誉のため、頑張りを讃えます!(親ばかです) 本人の頑張りの成果として、単純に参考比較できないものの、小学校中学年で受けた四谷の模試で、算国の偏差値が27程度だったが、最終的には首都模試の偏差値で50ちょい(4教科)の学校に合格することができました(偏差値 +20!!)。そして、現在(2021年8月時点)それなりに楽しい学校生活を送っているので、受験して(頑張って)よかったと本人は感じているはずです。

 

さて振り返りの話に戻ると‥、受験を成功させるファクター(要因)として、いくつか考えているアイデアのうちの2つを記しておきたいと思う。

  1. 本人の適正(頑張れること、得意なこと)と、本人の適正を適切に評価し、伸ばす環境のマッチングが、受験勉強を通しての成長で重要なファクターになるのでは‥(うまい組み合わせを導きだせば、驚くほど成長するのでは‥)
  2. もし、小学校低学年、中学年の時点で、勉強以外の体験や経験を通じて、自分なりのやり方、考え方を持っていたら、中学受験に突入した際の取り組みに変化を与えることができる(自立心をもって、色々工夫したり、考えをもって変化をつけることができる)のでは‥

この1)、2)のなぜなぜの推敲は、次回以降に。